ビジネスチャンスは議員の言葉にあり!(名古屋市議会編)

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木造復元化で話題の名古屋城

わたくしどもヒューマンライフガードは、各政党及び政治家が掲げる政策や様々な議場での発言の調査研究を行っております。各政党及び政治家の政策や発言の奥底には、必ずビジネスのヒントやチャンスが潜んでいます。わたくしどもヒューマンライフガードは、中小企業の皆様、起業家の皆様へ有益な情報をお伝えし経済の発展の一助になればと思いこのブログを開設いたしました。今後も随時発信してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 

11月28日から30日の名古屋市本会議では、24人の議員が個人質問を行い、市長はじめ市当局の考えがただされました。その中で、次の2件の質問・答弁に着目し、今後のビジネスに生かしていただけたら幸いです。

 

松井よしのり議員(自民)の質問

名古屋城天守閣木造復元におけるエレベーターの設置

【質問】名古屋城天守閣木造復元において、エレベーターを設置せず、階段昇降機など他の手法で対応するとの考えが示されたが、外付けエレベーターも手法の一つに考えては。
【答弁】木造復元について、不自由な思いをされている方と相談してやらなければいけないと指示していた。いろんな技術が開発されているので、チームをつくり検討する中でいい方法が出てきて、喜んでもらえるようになると思う。(河村市長)

検証                                      ここで着目するのは、「いろんな技術が開発」「いい方法」「喜んでもらえる」です。今後AIの進歩に伴い、名古屋城天守閣木造復元のコンセプトを崩すことなく不自由な思いをされている方にも喜んでいただけるいい方法が出てくれば、直ぐにでも採用となる可能性大です。さらにその技術が多方面(オリンピックパラリンピックなど)へも活用できれば、その企業は世界でも有名になるでしょう。下町ロケットではありませんが、中小企業にとってもビジネスチャンスととらえ、是非とも挑戦をしていただきたいです。

 

日比美咲議員(民進)の質問

医療用ウイッグの購入費助成

【質問】抗がん剤治療の副作用などによる頭髪の脱毛に悩むがん患者の社会参加を後押しし、安心して治療に専念できるよう、医療用ウイッグの購入費助成を導入する考えは。
【答弁】医療用ウイッグの購入費助成は、がん患者の身体的・精神的な負担などを和らげるもので、重要な視点である。制度の導入に向け、補助基準額の設定、対象疾患、対象用具、ニーズなどについて課題を整理し、当事者の意見も聞きながら前向きに検討したい。(健康福祉局長)

検証

ここで着目するのは「医療用ウイッグの購入費助成」「重要な視点」「補助基準額の設定、対象疾患、対象用具、ニーズなどについて課題を整理」「当事者の意見」です。 医療用ウイッグの購入費助成を将来的に考え、抗がん剤治療の副作用などによる頭髪の脱毛に悩むがん患者の意見を聞き、対象疾患ごとの装着方法やデザインなどを手軽に購入することができる価格設定の医療用ウイッグが開発できれば助成金を活用する患者へのビジネスとなり、社会貢献につながります。

 

編集後記                                   皆様からのご意見ご希望等をヒューマンライフガードまでお聞かせください。

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